根管治療コラム

根管治療事例⑦:根管治療にひと月かかりました

東京都墨田区Aさんの根管治療事例

 子供の頃から虫歯が多く、20代の時に上の歯を1本差し歯にしました。その後、ぐらつくようになり、差し歯を付け替えたりして10数年間何とか持ちこたえましたが、歯科医院で相談した結果、根を抜いてブリッジを入れることになりました。すぐ横の1本は、やはり虫歯で治療したことがある歯であったため、被せ物をする前に、根管治療をすることとなりました。
 ブリッジの被せ物をした後で、万一虫歯になったら、3本分の治療が必要になります。そのため、先生は慎重で、根管治療のために、週1回の割合でひと月ほど歯医者に通うことになりました。根管治療はブリッジのために歯を一旦削った後で行われました。仮歯を被せてもらいましたが、毎回の治療の度に仮歯をいったん外し、根管治療をしてまた被せるという繰り返し。抜歯の後の治癒と根管治療が終わらないことには、ブリッジを入れることができません。その間ずっと歯が1本ない状態で、笑うとわかってしまうし、あまり外出せずに過ごしました。
 根管治療が終わって、ブリッジも綺麗に入り、10数年たった今でも何の問題もありません。長時間かけて根管治療をしてもらった成果だと思います。