根管治療コラム

根管治療事例③:根官治療を経験したことについて

東京都文京区Aさんの根管治療事例

 わたしは数年前、左奥歯に痛みを覚え、根管治療を受けました。最初は鈍い痛みだったのですが、徐々にその痛みは増していきました。ですが親知らずを抜いていなかったわたしはこれがそうだろう、と確かめもせずに忙しさにかまけて放置してしまい、ついには痛みが四六時中続くようになってから渋々面倒臭がりながら歯医者にかかりました。そして「ああ、これは神経がやられているね」という医師の発言に衝撃を受け、放っておいたことを大きく後悔しました。

 まずは問題の歯を削り、根本を取る、と言われ、恐怖に震えました。ですがその医師は腕が良かったようで、他の歯医者よりも手際がいいな、と思ったことを覚えています。ただ、根管治療を受ける際はしっかり麻酔してもらったのですが、神経の奥側が、と言いながらチョンチョンと器具で奥歯の内側のような場所(感覚的には)をつつかれたときは、背筋が冷たくなるような痛みを感じました。すぐに謝って頂けましたが、神経って麻酔でもどうにもならないくらい痛いのか、と戦慄を覚えました。

 その後の処置にも全く不満はなく、その歯医者自体にはとても好感がわきましたが、もう二度と根管治療を受けないよう、歯を大切にしています。