根管治療コラム

根管治療事例①:虫歯を放っておいた結果、根管治療を受けました

東京都港区Aさんの根管治療事例

 大学生の時に、虫歯を治療した後の銀歯の冠が取れてしまいました。
 当時は、一人暮らしをしており、歯医者に行くよう促してくれる家族もおらず、しばらくほったらかしにしていました。幸い、歯の痛みはひどくならなかったので、このままではいけないな、と思いつつも就職するまでずっとそのままでいました。もちろん、根管治療という治療法も知らなかった頃です。

 ところが、就職して2年目、その歯の根元部分の歯茎がすごく倦んで腫れてきたのです。かなり痛みも出てきたので急いで歯医者に行きました。もちろんその虫歯が原因でした。歯医者さんも「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ。もう、虫歯も、神経も抜くか方法がないよ」とおっしゃり、根管治療を受けることになりました。

 根管治療では、麻酔をし、抜歯した後、神経を取り除く処置をされました。とても丁寧に消毒をされた記憶があります。麻酔が切れた後もじんじんした感じがして、しばらくの間は痛みが残りました。その後抜歯をして歯がなくなったところには、銀歯が入りました。銀歯は歯茎に差し込む形ではなく、その前後の歯に渡すようにつけられています。当然歯茎と銀歯の間には空間があるので細い歯間ブラシで歯磨きをしています。

 根管治療をしたおかげで今では痛みはありませんが、汚れがたまりやすい部分ではあるので、気を抜くと歯茎が腫れます。丁寧に歯磨きをしているところです。